2018年6月 8日 (金)

昨日、星景写真展「星の風景」に行ってきました。

全紙パネル59枚で中天からも3名が参加していることで勉強の為に行ってきました。

最近は自身も星景を撮り始めたので諸先輩方の作品からノウハウを吸収しようと目論見ました。

撮影に対する気構えが違いすぎます。自分のイメージを固めて撮影すると言うか偶然こんなのが撮れましたと言う感じはまったく有りません。すべて狙って撮ってます。何回も現地に通うからこそ感動作品が撮影できるのでしょう。

自身の作品と比較して思ったことは地上の景色と星の比率と言うか重視度は地上60で星40かな。50/50も有りましたが星が50を超えることは有りません。私は星野から入っているのでなかなかこれが難しくて20/80と星がメインになってしまいます。地上は添え物感覚が抜けてません。気持ちの切り替えは難しい。星は輝かせたいし。

パノラマ写真も写真として考えると鑑賞写真として展示するのは不向きです。全紙サイズでも上下が無い帯状写真になりますので、そう考えると高度方向を考慮した魚眼レンズ風な作品にするかトリミング前提の中央付近だけを良いとこ取りするための元画像を作る気持ちでとか工夫が必要です(高精細を求めてモザイク撮影する感覚でしょうか)。

取りあえず前回無理して木星まで入れたパノラマ写真を全紙の縦横比で処理してみました。6400木星はカットでサソリの頭まで、左は白鳥まで入れない、山はシルエットで沈めないようにして星は控えめで処理。多分画角的には14mm見当かな。もう少し裾野部分も出しても良いのかな。

いくら高精細にしても星景的には意味が無い。その感動を覚えた景色をいかに表現するかに重点を置かなければだめなようです。今回一番感動したのがさざ波に反射する星の光の強いこと尋常では無かったです。光害が無いからでしょうね。

ちょっと展示で気になったのが印刷する時にアンダー側が潰れてしまった作品が散見されたことです。

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2018年5月26日 (土)

ISO6400のオンネトー湖を処理してみた

釧路の光害と銀河中心方向が重なるため没にした画像ですが再度処理してみました。_iso6400ISO6400で1分露光だと無理に強調せずとも山の様子も出ます。これぐらい露光を与えた方がフォトマージ、ICE共モザイクがうまく行きます。ちょっと気になるのが阿寒富士から木星方向に向かう赤い色です、これはISO3200画像にも有りますがなんでしょう。一応類推するに硫黄山辺りから噴出する水蒸気の影響かも、だんだん広がって行く感じも有りますし、どうなんでしょう。風の方向によっては影響を受けても可笑しくないかも。ここえ通わないとはっきりしませんね。秋行ってみるか(冗談です)。

5/27追記

下の赤い帯について、同じ同好会のWさんから大気光ではと指摘をうけました。緑色だけだと思っていたのですが赤い色の物も有ると言うことで調べた所大気光で間違い無いようです。光害と区別しずらいし画像処理で消せる物でも無いのでそのままとします。地元で撮影する画像では意識したことが有りません。光害と低空の透明度不良と解釈していたのでしょう。低光害地だからこそ気づいた事です。

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2018年5月24日 (木)

遠距離遠征in北海道②

然別湖へ移動しました。Photo_9唇山の上に上がる天の川を撮影したかったのですが曇りです。でも昼は曇りながら天気で乗馬には影響無し。Photo_10鹿追町はライディングパークなんて道の駅も有る乗馬に理解有る町です。大満足のオバアさんです。この夜は雪が降りました。Photo_11然別の峠の千畳くずれです。この時期に雪なんて。

この峠に駐車スペースが有りますのでここで撮影も可能です。南は十勝平野の光害は有りますがそこを外せば1級の星空です。平野に下りれば雨でした。本日は移動日に充てていたので雨の中観光。Photo_12ガーデン街道ですから庭を見に行きました。チュウリップが良く咲いてました。Photo_13リスがブランコ。この庭のオーナーの紫竹おばーさんは元気にしてました。

カーリングの北見まで移動。もうここで撮影機会を逃すと坊主確定と必死にGPVと睨めっこ明日の夜遠いけどオンネトー湖方面が良さそうと判断して奥さんを津別の乗馬場に送ってから下見しました。Photo_14オンネトー湖展望テラスより。左が雌阿寒岳、その横が阿寒富士です。今夜の晴れを予感させる青空です。でも観光バスが次々到着して煩かった。この場所は紅葉の時に来て湖に写る紅葉も見栄えが良さそうです。朝方が水面にさざ波が立たず良いようです。

で、夜本撮影でした。夜一人なので鈴とかラジオが欲しかった。お約束の鹿はうじゃうじゃいます。低速で細心の注意してホテルへ戻りました。

後日のため最終日ロケ。Photo_15美幌峠展望台(駐車場からだいぶ離れてます。今回ここで撮影予定でしたので機材を運ぶ道具カバンも持って行ったのですが残念)。視界は広いです、斜里岳が見えてます。下の湖は屈斜路湖です。次に行ったのは左側の藻琴山の所です。725小清水725から知床方面を眺めてます。ここも視界が広いです。ここは駐車場でも撮影できますから重い機材を運ばなくても良いです。

いつかは津別峠、美幌峠、小清水725で撮影してみたい。

芝桜公園を見て女満別空港へ帰路につきました。

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遠距離遠征in北海道①

奥さんのアッシーとしてお供してきました。あわ良く行けば星景などと皮算用しました。こちらは辛うじて1勝できましたが奥さんは昼は晴れと言うことで全勝で喜んでました。

まずは函館から始まりです。

函館山から北方向の函館港。Photoここから函館の夜景と北天ぐるぐるが狙えそうですね。

次は大沼公園Photo_2東方向です晴れれば天の川が見えたでしょう。Photo_3北方向です北天ぐるぐるをやってくれと言う感じの景色です。駒ケ岳です。Photo_4この大沼公園の池は反射が凄いです。探せば星のリフレクションが撮影できる池が見つかりそうです。

次はニセコに移動しました。Photo_5真狩村から羊蹄山(北方向)。なんで撮らないんだと言ってるみたいですが夜は曇ってました。奥さんが乗馬している間に洞爺湖までロケに。Photo_6東方向です。湖岸から天の川を狙っても良さそうですね。洞爺湖温泉の明かりがどんなもんでしょうか。Photo_8まだ北海道は桜が残ってました。桜吹雪が積もった階段です。②に続く。

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2018年5月22日 (火)

オンネトー湖の夜

ようやく来た星空です。最近の定番の天の川アーチを撮影しました。フォトショップのフォトマージでパノラマ化しています。Photo_2中央が阿寒富士でその左が雌阿寒岳です。もっと高度が上がらない前に撮影したかったのですが銀河中心方向と釧路の光害が重なってしまいます。この写真には写ってませんが右の木星の水面からの反射の凄いこと、懐中電灯で照らしているようでした。

24㎜/ISO3200/F4/60秒/9枚パノラマ合成

一つ失敗した事が有りますISO6400でも撮影したのですがWBをオートにしたため左側の地上部の多いコマの色調が変わってしまいました。パノラマを撮る時はオートはやめた方が良さそうですね。修正は可能なんですが丁度この時間帯は天の川中心と釧路の光害と重なったので没になりました。

日中の姿Photo_2観光バスが来て騒がしいです。

北極星は辛うじて見えます。Photo_3まだ月が有ります。極軸合わせもバッチリできます。昼の喧騒が嘘なような別世界です。

後は撮影できなかった撮影地候補達でもアップします。

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2018年5月21日 (月)

ようやく北から戻ってきました。

遠距離遠征中は夜に曇り雨に雪と散々でした。もう坊主覚悟で諦めかけましたが最後の夜70km移動すれば晴れた星空に会えそうでしたので夜間ホテルよりエゾシカに注意しながら(遭遇確立もの凄く多いです。何度ブレーキを踏んだことでしょう)でかけました。光害の少ない世界に感動しました。もう天の川がザラザラ感を感じます。取りあえずどんな感じかと言うと。Photo車から降りた時いつもの遠征地では薄明るく地面が見えるのですがここは全く見えません。凄い星空を見ることができました。一人なので熊は怖かったですが。こんな空を一人じめしました。他のもじっくり仕上げて行きます。

5/22追記

もう少し丁寧に処理してみました。Photo5/21 00:44:39~00:55:02

ニコン14-24mmを14mmで/F4/ISO6400/60秒露光を6枚合成

贅沢を言えばもっと湖面のさざ波が収まれば良いのですが。こんな良い所ですが私一人でした、中部地方では考えられないことですね。獣の気配がいっぱいしてましたが木造の展望テラスですので獣が近づけば気づくと思い耐えました。わずかに有る光害源は釧路でしょうか気にはならない程度です。折角の低光害地ですので広角レンズ以外は勿体なくて使えません。

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2018年5月12日 (土)

5/10のもう一つの赤フリンジ検証対象

明るい星が集中しているいて座辺りでも撮影しました。

ISO3200/F4/2分露光20枚。

当夜は低空のカブリが強い状態で多少強いカブリ補正をかけてます。完全には取り切れてません。Photoここまで50mmにこだわる理由は遠距離遠征で素晴らしい星空に遭遇した時、星野も撮りたいからです。100mmくらいでもいいのですが折角の非光害地ですから広く撮りたい。天の川、分子雲、オリオン辺りは軽量なポタ赤で撮る格好の対象です。望遠レンズ対象なら東海地方でも無理すれば撮影可能ですが非光害の澄み渡った空は逃がしたく有りません。でもなかなか遠距離遠征地でそんな星空に遭遇するのは確立が低いです。

どうやら赤フリンジから抜けれたようです。それと周辺星像も良くなるようです。

ライブビュウの拡大星像

  赤フリンジーーーーー色が消え星像小ーーーーーー緑フリンジ

この緑フリンジになる手前が良いようです。ただしこれは私の持っているシグマ50mm Artレンズの話です。フラットは実際の星空を撮影して星を取り除いたスカイフラットが良く相います。これも上記レンズだけの話で他のレンズでは通常の取得方法でも相います。このレンズ特有な迷光のせいだと類推しています。分子雲レベルの淡い対象ならスカイフラットを強く勧めます。

5/13 追記:このレンズが優秀なのは確かです。一応素に近い画像を載せます。等倍Photo4角の星像が画像のようになります。これより内側では問題無く丸い星像です。中央の星像はこんな感じで良いです。

当夜の雰囲気Photo_2こんなコントラストがあまり良くない空でした。各光害源の上の霞みたいな薄雲で光が拡散され光害カブリが酷くなってます。バンビの横顔以上でしか撮影には向かないと思いました。まあ今回は検証メインなんで問題無いですが。

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2018年5月11日 (金)

昨晩5月10日の遠征について

シグマの50mm Artレンズを星野に使用するための検証。

フラットをどうするか検証画像の取得。今回は二兎を追わずポータブル赤道儀だけ持参しました。まずは天の川が昇るまでスカイフラット用の画像を撮影してました。分子雲の無さそうな領域を撮影してその画像から作り出したのがこれです。F4フラット3分露光。50mm_art_f4flatこんなとんでもない画像です。これが積分球で再現できません。考えてみるに露光時間の差しか有りません。迷光の違いによる現象だと判断しました。現積分球ではここまで長時間露光できる微弱光が作れませんので改造が必要なようです。

次の問題点として中央部の軸上色収差による赤フリンジを防ぐにはと言うことで。フォーカス位置をライブビューの拡大を見ながら、赤フリンジから色無しになり緑フリンジに近い所にして撮影すると同時に強いレベル調整をすると出やすいので元画像をできるだけ調整が少なくするよう撮影することを実行してみました。Photoこれが未加工の1枚です。F4/ISO3200/2分露光。ちょっとバックの明るい空でした。バックがもっと暗ければもっと露光できるでしょうけど春の空はこんな物でしょう。で、処理したのが。Photo_3このサイズだと周辺の星像劣化は判りませんね。赤フリンジはうまく抑えられたようです。これなら自分的には行けると判断しています。でもフラット問題を解決しないと淡い分子雲には厳しい。現在LEDを光源に使用して積分球を動作させてますが暗くして行くと有る時点で光らなくなります、これに代わる微光源を探さなければいけません。良いアイデアが有れば教えてください。

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2018年5月 7日 (月)

シグマ50mmが星野に使えないか再検討

シグマ50mmF1.4を星野(特に分子雲撮影)にしようとすると粗が目立つような気がして再度検証作業をしてみました。透明度が高く理想的な空では撮影したことが無いので確実な検証ではありませんがまあこんな傾向が有る程度で見てください。F3.2/ISO1600/180秒露光/D810A

まずはF3.2まで絞っても際周辺の星像は芳しく有りません。2割程トリミングした方がいいようです。

レンズ内の迷光が多いようでフラットが難しい。明るいレンズにするために相当苦労したみたいです。元画像でも周辺減光ならぬ周辺が逆に明るくなってます(ただこれはバックグラウンドの明るい空でそれによる迷光のせいかもしれません)。

フォーカス調整が良くなかったかも知れないが中央部で赤フリンジが出ます。フォーカスを星像最小では無く少しグリーンになる手前くらいで合わせた方が良いのかとも思います。

でも広い画角で撮れるからなんとかしたい。分子雲まで追求しなければ使えるレンズなんですが。

50mm一応フリンジ補正で処理してみた。フラットは積分球の物を使用(短時間露光のフラットでは確実に周辺減光しています)。APS-Cサイズなら粗が隠れそう。

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2018年5月 1日 (火)

最近の工作

前回の遠征でガイド不良になった原因と思われる部分を修理しました。Photoこの赤い矢印部。ウエイトの中心軸です。本来は上の黒いプラの部品が付いているのですが簡単に外れます、そのため前回撤収時紛失したようです。これが無いとウエイト軸にしっかり固定出来ません。販売店に頼めば手に入るとは思いますが、やりとりとか輸送代を考えると造った方が早いかなとサイズの合うプラパイプをホームセンタで見つけてきて加工しました。内径18mm外形21mmです。またズレて脱落しないよう固定しときました。まあ材料は10個以上作れるくらい残ってますからいいんですが。

次に工作したのが遠距離遠征用(飛行機+レンタカー)に少しでも軽量になるよう加工してみました。工作費用は零です。ジムで使用していた水入れが古くなったので流用。これで重り1個分(770グラム)軽くなります。Photo_2ウエイトの微調整ができるように正規重りと延長シャフトを持って行く予定です。遠距離遠征以外でも星景を撮影しようとすると案外展望の良い所まで機材を徒歩で運ぶ必要がありますから全体をそぎ落とさなければいけません。三脚も以前より1Kg減らしました。

でも最近のカメラレンズは重量級が多いですね。

追記:SE2赤道儀ガイド試験中のM13。対象が小さいので等倍で切り出し。25枚中11枚サルベージ。テストなので露光オーバーを修正しませんでした。Photo3分露光ですが中心部が潰れてます。2分露光ならガイド成功率も上がっていたでしょうがテスト目的ですので。

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