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2010年6月27日 (日)

蚊に刺されやすい天体写真撮影者へ提案

蚊の攻撃に悩まされる季節の到来です。蛾やブヨもあります。たまりませんね。高い山へ遠征できれば少しは回避できますが平地では蚊のモスキート音だけで痒くなります。私はどんくさいせいかよく蚊に刺されます。そこでその対策など無い頭を絞りました。撮影準備や観望中はある程度動くのでいいですがその他の時は暑くても車の中に避難を提案します。ベランダなら冷房の効いた室内に避難です。リモートディスクトップと2台のPCを利用する方法はありますが電源の限られる遠征先では難しいし、お金もいります。そこであまり投資のいらない下記の方法を提案します。すでに固定観測所の方は利用している方法ですがケーブルもスッキリします。Photo無線LANでうまく行くかは判りませんが、一応私の環境では(フォーカスは無しで有線です)動作しました。欠点はCOMポートナンバーが接続の都度変化することでいちいち変更が面倒なことです。ナンバー割り振りの条件を見つけるまでテストはしていません、条件が判明して固定できればいいのですが。ハブもルータも軽量なので鏡頭又は赤道儀に抱き合わせれば、すだれ状ケーブルから脱却できます。

もうすでにノートからCOMポートが消えたのにいつまで天文の世界には残るのでしょう、あと特殊ケーブルも消えてほしい、丈夫かもしれないが修理に半田ゴテが必要なのはアウトドア向きではありません、ニッパとモジュラー作成工具で簡単に修理できる方がいいですね。当然固定用機材では丈夫なケーブルやコネクターは必要ですが移動用では現地修理も考慮した物にしてほしいな。

露時ですからポチの誘惑回避の試行実験などいかがですか。理想の望遠鏡や理想の赤道儀や周辺機器への改良を考えてブログに綴るのもいいかなと思います。

USB無線ルータは使用できるのでしょうか、ストイックな撮影から脱却してノートを持ち歩き星仲間と歓談しながら時々チェックを入れることもできますし利用は色々ありそうです。

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2010年6月22日 (火)

機材ネタくらいしかありません

セレストロンのC14鏡筒を旧自宅の観測小屋に設置しています。住宅街の中の物置の一角を改造した場所で光害地です。20年以上前の物で老巧化が激しいです。梅雨の晴れ間を利用して掃除に行きました。C14改造当時はピラーをどうするか悩みました、地面から高い位置ですし鉄骨では振動しそうですし、考えた末、名産の土管を使用することにしました。理由は陶器で硬いコンクリを詰め込めば重量を増やせる、値段も安い、素人でも作業可能とメリットが多いということです。1メートル程掘り下げベースを作り地面と同じ高さに中間ベースを作り2箇所で支えることにより傾くのを防止して立ち上げました。おかげでピラーを蹴ろうが体重を掛けようが振動しないピラーができました。赤道儀とは土管内に埋め込んだアンカーボルトで直接乗っけてます。Photo現在の悩みは良質なフラットの作成です。上の画像にあるアクリル板で薄明時取得するのですが安定しません、経験上一番画像に影響する要因なので安定したフラットがほしいのですが口径が大きい分難しいです。後オフアキのプリズムの位置がもう少し中心に寄ってほしいです(このオフアキにはその調整機構が有りません)。DSI-PRO2は感度が高く通常の透明度ならガイド星がみつからないことは無いので楽です(ガイド星探しに時間を消費するのはもったいないです)。でも一晩の中でも空の状態が変化することも多く最初ガイドしていた星が途中から使用できなくなることも時々あります。まあその時は撮影に適さない透明度ですが。

これから蚊との戦いになりますが、とりあえず晴れてほしいですね。夏の銀河を想像しながら画像処理を繰り返しています。皆様も星空を想像しながら梅雨時を耐えましょう。M8

 

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2010年6月18日 (金)

失敗談

あまりにもショックなので昨日はブログにアップできなかった。しかし人の失敗は他の人の密の味といって失敗も思い出の内と思い記録します。プチ遠征先は北北東の比較的いい元気村です(当然朝方のマックノート彗星狙い)。その間数箇所を撮影するつもりでした。機材組み立て後の空は下の写真のごとく期待できそうな感じでした。Photo透明度も良さそうで期待にわくわくしました。その後極軸を合わせていざ撮影という段階で薄雲がやってきました。まあこの段階では月もあるし主目標が朝方なので適当な対象で流していました(今回バッテリーの消費の少なくなる半導体ディスクネットノートのテストも兼ねてます)。対象はM17(オメガ星雲、白鳥星雲、馬蹄形星雲)です。M17r

薄雲越しに2枚赤が撮れただけです。この後薄雲の少ない所を探してあちらこちらしましたがなんともなりませんでした。そのうちにガスが濃くなり冷たい北東風が来て急激に天候が悪化しました。判断にすごく悩みましたが天候が回復するにしても薄明が始まってからだろうし梅雨時の透明度の悪い空に戻っていると判断して撤収しました。

チャージーさんも来られてQSIのファーストライトだったのですが、梅雨明けに持ち越しとなりました。よさそうなカメラでよだれが出そうでしたが、まだ自分のカメラで撮りきれて無い所が多いのでじっと我慢です。 

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2010年6月11日 (金)

昨晩のすべて惨敗結果

通常だったら撮影には出かけないような透明度だが、C/2009 R1に誘われて行ってしまいました。透明度最悪、薄雲頻繁で撮影になりません、眼視なら雲の切れ間からなんとかなるでしょうがあいにくエメラルド色に誘われての撮影なものですから。かろうじて雲を通しての1枚です。あと時間待ちのペリカン。寝てた方が良かった。快晴でうまく撮影できた人もいただろうなー。06_11_c2009__r12010/6/11/03:30:07から10分間彗星等のイベント事は時と場所があるので難しい。もうこの彗星リベンジの機会は無いかもしれない。

Ic5070_2このペリカンIC5070もHαをブレンドしてシャープにしたかったが雲が来てうまく撮影できなかった、そのため薄雲を通しての眠い画像のままです。

追記:shoさんの撮られたすばらしい画像に対し言いたかったことを追記します。百聞は一見にしかずでshoさんのNET画像からコピーして加工してみました。(shoさん、かってにすみません)Sho全体でトーンカーブを持ち上げた後B単独でトーンカーブを少し持ち上げています。青い星雲を通して赤い星雲が見える感じにしています。  

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2010年6月 7日 (月)

NGC4490再処理

どうしてもこの銀河外縁の淡い部分を出したいと再処理してみました。結果は光害によるバックグラウンドノイズに負けました。これはダークでも引けないしフラットでも除算できないしろものです、低輝度部を強調すると現れますが星雲の淡い部分と僅かにしか差が有りません、もうぎりぎりの所を探すしか有りません。Ngc4490Aが以前の画像で淡い部分を切り捨ててます。Bは淡い部分を残そうと努力した結果ですがんばってもこの程度です。暗い所で撮影された画像と比較にもなりません。やはりL画像を増やす以外に方法は無いのでしょうか。これL画像2時間分なんですが6時間くらいにしないとだめかなー。2晩安定して晴れてくれればいいのに愛知県では無理かなー。

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2010年6月 6日 (日)

昨晩のてん末記M16

ひょっとしたら当分の間撮影機会が訪れないのではと次の日の早朝に空港への見送りがあるにも関わらず月が出るまでと常滑の観測小屋に出動しました。この無理がいけなかったのか惨敗です。ガイド失敗が多くまともに撮れませんしピントも微光星で取ろうとしますが頻繁に星の芯が無くなるくらいにボケてピントが合わせられません。当然微光星でオフアキガイドしますからボケたタイミングでガイドロスします。2000㎜近い長焦点を使用する状況では有りません。でも折角来たのだからと粘ってみたのですがひどい画像しか撮れません。そうこうするうちに月が出てきましたし雲もきました。透明度良さそうだったので短焦点ねらいが良かったようです。とりあえずボケた画像ですがRGB各20分画像からRGB合成してみました。M16rgbへび座に属します、その形からイーグル(わし)星雲と呼ばれます。散光星雲に重なる明るい星々(散開星団)は550万年前くらいに、この星雲から誕生した星たちです 今もこの3本のガスの柱内で星が作られているそうです。NGC6611散開星団も同じナンバーです。

これを物にしてやると皮算用してたのに残念、あわ良く行けば月出後もHαを撮ってなんて夢見てました。雲が出た時点で帰宅しまた早朝に常滑の中部国際空港まで再度出動しました成果が無いと疲れます。

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2010年6月 5日 (土)

迷走する画像処理

晴れないか晴れても薄雲により透明度最悪な日が続いています。こんな時は過去画像の処理で練習です。そのうちに自分なりの処理過程が固まってくるでしょう。現状は迷いに迷っています。アイリス星雲の変遷画像を見ると良く判ります。現在は③の状態です。Ngc7023同じデータを使用しているのにこれだけ変化しています。撮影した翌日の物が①これではいいかげん処理で淡い部分が出てないとやりなおしたのが②、でもこの時アイリスの色に固守しすぎて基準の星まで青くなってしまいました。③は淡い部分の荒れを減らし基準の星の色に注意してアイリスの高輝度部をシャープにしたもの。すごく迷走してます。

このように同じ撮影データから画像処理により変化しますので完璧な撮影しても後処理が悪ければデータをだいなしにします、苦労した撮影データを生かすも殺すも画像処理しだいです。ですから画像処理が苦手と言って逃げるわけにもいきません。天候が悪い間に十分練習したいと思います。

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