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2010年7月25日 (日)

自己反省

M27先日のM27画像と約一年前の画像を並べてみました。左は葬りたい過去なのですが機材が大幅に変化したわけでもありません、機材的にはフィルターが少し変化しただけです。ではなぜにこうまで変化したか思いだしてみました(サイズは左は粗隠しに少し縮小しています、色味の違いはフイルターのためですのでそれ以外)。一番の違いは露光時間だと思います(画像処理も少しは、私的に、向上してますが)。光害ノイズを押さえ込むのに苦労してこんな画像になったのではと思います。最近は20分露光して光害ノイズをできるだけ平均化して後処理が楽になるようにしています。感度の低い冷却CCDで飽和が遅いため可能なことですが。一概にも光害地は高感度冷却CCDがいいというわけでも無いです。いかに光害ノイズの中から星雲の淡い部分を抽出するかですから、ランダムノイズの光害ノイズを撮影時にできるだけ平均化する必要があるということです(星雲の光は固定で蓄積される)。自分の中のイメージとしては小波に浮かぶ星雲をイメージしてます。大波を小波に変えるための長時間露光です。これが上記写真の差だと思います。でも高感度冷却CCDやデジカメならまた別のアプローチが在るのでしょうね、使用経験が無いのでよく判りません。

それにしてもここまで過去画像がひどいとは、今年の画像もまだまだ完全ではありませんので挑戦が続きます。

追記:どうも表現力が不足してうまく表現できません。M27画像の方が判りやすいかと思い画像にしてみました。光害傾斜は簡単に修正できることがわかります。問題はこのギザギザのノイズ成分です。ノイズ成分を押さえこんで星雲部を出すには(これがS/N比ですね)どうしたら良いかということです。高感度冷却CCDを使用している人は多枚数コンポジットで処理してS/Nを上げてますが私は長時間露光で対処しています。

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2010年7月19日 (月)

連荘2日めの結果

夕方ごろの快晴にワクワクして連続して出かけました。到着時昨日土曜と同じように薄雲が出てきて気落ちしましたが、今流行りのGPV天気予報を信じ、いつか撮影チャンスが来ると準備とクレセント星雲のR画像で流しながら待ちました。夏の夜で花火の音が聞こえてきます最初は空港の海鳥を追うための音かなと思ったのですが観測所から赤や青の色が見え花火と気づきました。

クレセント(三日月)星雲NGC6888:大質量の星が大きすぎて維持できなくて外層部を吹き飛ばした姿です。ウォルフ・ライエ星ですWR136。はくちょう座。Ngc6888rgbB画像撮影ごろの月没時には薄雲が消えてきてやっと撮影日和になりました。予定していたステファンの5っ子に向け撮影開始です。初めての対象ですが意外と小さいです。 下側の青い銀河がNGC7320でたまたま同一方向に見えているだけです。上の左端の銀河がNGC7320C中央左がNGC7319その右NGC7318AとBさらに右がNGC7317です。NGC7318A,Bは衝突して合体しつつあります。NGC7319も重力影響を受けしっぽ状の構造が見えます、ペガスス座。Photo

もっと撮影しやすい対象と誤解していました。ハッブルの画像を見すぎたせいですね。

前日のNGC7331輝星にヘソが出ていたのでガイドがましなのでやり直しました。このように気に入るまで何度もやり直しをします。Ngc7331aしばらく放置して見直すと粗が見えてきます。印刷すると気づく事もありますので画像処理を繰り返すことになります。

追記:L_ Drizzleしてからバックノイズを押さえたL画像です。反省点、暗い対象でまだ露光時間が足りないようです。RGBも各20分1枚では色分解能も足りません。月没から薄明まで(4時間)では時間が足りません。こういった時高感度CCDか、又は快晴が連続すればなんて思います。 

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2010年7月18日 (日)

昨晩の皮算用

観測所へ行く道中は月没までM27かクレセント星雲で流し月が沈んだらステファンと皮算用しながらウキウキと出かけましたが、結局天候は変わりばえせず2時すぎには完全に曇りました。

予定変更でもう少し明るいNGC7331に変更しました、しかし薄雲に耐えるガイド星が見つからず対象を中心から外しての撮影になりました。なんとかL画像15分7枚、RGB各20分1枚の総露光時間2時間45分撮影できました。トリミング等倍画像。Ngc7331

伴銀河らしき銀河も左側に見えます、上からNGC7336,NGC7335,NGC7337です。ダイナミックな腕が有り面白い銀河です。デジタル現像しない画像で見るとすごく立体感がありますが私の腕では表現しきれません。

本日はどうでしょう、いけるか?

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昨晩は中途半端に晴れました

梅雨が明けたと思い撮影に出かけたのですが刷毛をはいたような薄雲がじゃまして思うようには撮影できませんでした。薄雲にガイドが耐える明るいガイド星があり明るい対象ということで月没と天候回復を待ちつつM27(こぎつね座の明るい惑星状星雲:別名亜鈴星雲)にしました。年老いた赤色巨星の最後で中心には核が残りそこから高エネルギー紫外線が出ていて周囲のガスをイオン化して輝かせています。地球から1250光年と近いです。M27何枚も薄雲に邪魔されボツ画像の量産です。比較的ましなRGB各20分2枚(合計2時間)をRGB合成しました(中央部等倍画像)。

まだまだ湿った空気がどんどん南から供給されるようでスッキリしない天気でした。まあ久しぶりに撮影できたから良しとしましょう。

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