« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »

2011年11月29日 (火)

テスト画像最後は日本製わし星雲(3-4)

シリウスの東辺りの銀河です。銀河の外向き方向の星たちです。銀河中央方向とちがい星はまばらです。でも画像からは星が多いように見えますが夏の銀河と違い雲のようには写っていませんので表現としてはまばらな星ということです。Ic2177rgb


下の方に小さくダック星雲(トールの兜、NGC2359)や右上には大きな散開星団のM50などがあります。

今回テストした結果として、一応の方針が決まりました。

1)星像を美しくするため少し絞る(露光時間は延びますがRGB毎のフォーカス時間は短縮できる)。

2)RとBはフォーカスが同じですがBの星像に甘さが残るためLRGB合成を使用しない(L画像にBの甘さとGのフォーカスズレが含まれてしまう、絞れば改善するかもしれないが系外銀河を撮影するわけでなく色が重要な銀河系内を撮るのでRGBで行く)。

3)毎回カメラをマウントするがネジ込みではないので多少スケアリングがずれるため、必ず当日フラットを取得する(星の色、星雲の色にとっても非常に重要)。

これ以外にもあるかもしれないが、今回マクロカメラレンズを使用した撮影覚書です。

デジカメで使用したらどうかまで検証できてません。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年11月28日 (月)

テストいっかくじゅう座(3-3)

NGC2237-9薔薇星雲/NGC2244薔薇の散開星団/NGC2264コーン星雲辺りです。Ngc2244rgbもう少しコーン部にシャープ感がほしい気もします。
薔薇の辺りの等倍を見るとグロビュールが分解できていません、この画角でそこまで要求すべきか迷う所ですが一段絞れば出そうですね。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2011年11月27日 (日)

テスト画像(3-2)NGC2174/IC443辺り

次はモンキー星雲とクラゲ星雲辺りの冬の銀河です。構図的にはM35も含めればよかった。R5分9枚、GB5分2枚のRGB合成。Ngc2174rgb下(南)にある3個の丸い星雲も入りました。名前は左からIC2162/sh2-257/sh2-254です(shとかICはカタログ名です)。下にハイライト部の等倍画像を載せます。Toubaingc2174rgb
次は苦労しそうな薔薇の辺りです。

追記:LRGB合成しない理由:多少とも色収差による倍率収差が存在するため精度の高いL画像が撮影できないと思っているからと色出しがへたで赤い散光星雲がピンクになるからです。収差補正のためG画像を2047X2047から2050X2050へB画像は2049X2049へ拡大しています。1ピクセル7.4マイクロミリですからGで23.2マイクロミリで中心から考えると半分の11.6マイクロ差になりますしG画像はフォーカス位置が微妙にずれています。この状態でL画像を撮影しても精度がでないのではと。f2.8と明るく露光時間は短くすみますのでこれで良いと考えます。一段絞りの時は収差が隠れますので露光短縮でLRGBが有効です。

念のため言っておきますが通常のカメラでなく、天体用冷却CCDとフイルターを使用した撮影に限ったことでこのレンズのこの条件での天文適正をみているだけですのでゆめゆめこのレンズの収差が大きいなんて考えないでください。一般撮影の適正は大きい彗星が来たらデジカメでチェックしてみます(このブログには昆虫写真とか花のアップは乗せませんのであしからず)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

105mmテスト画像(3-1)

もっと星の多い領域ということで、ぎょしゃ座のM38,M36,IC410,IC405の辺りを狙いました。R5分7枚、GB各5分4枚によるRGB合成。Ic405rgb
等倍画像Toubaiic405rgb
私的には十分使えそうなレンズです。さらなる星像を求める時は一段絞ることにします。星の色を考えると点では色を表現しようがないのである程度面積の有る星像が良さそうではないかと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月26日 (土)

昨晩テスト撮影に行きました105mm(3)

GPV予報が一晩もちそうなので知多半島の先まで遠征しました。この季節、愛知県は関が原を超えてくる雲が流れ込み晴天率が悪いです。昨晩は丁度遠征場所が雲の消える先端部分と判断し天頂から南なら撮影可能と思い同地としました(目論見どうりでした)。しかし同地が飛行機の航路上にあるため深夜まで飛行機には悩まされました、たった5分の露出(8度画角)さえなかなか成功しませんでした。下の写真のすばるなど軒並み狙い打ち状態でした(ハワイ又は北米航路ではと思います、おまけに中国機も韓国機も同一航路とみえて絶え間なく通貨します、ほとんど数分おき)。

AF-S VR Micro-Nikkor105mm f/2.8G if-ED

F2.8で5分露光のRGB合成画像。M45rgb撮影した感触ですがRとB画像は同一フォカス位置ですがGは若干ずれているようです。又、B画像はフォーカスが合っていても像が甘いようです。上記等倍画像からも想像できるように輝星が青く肥大します。

ここで悩むのが1段絞るべきか速写性を優先すべきかになります。モザイクしたい時は速写でしょうし。後数箇所撮影していますので処理後アップいたします。

追記:少し丁寧に処理してみました。Am45rgbRGB各5分露光の4枚合成です。合計60分になりますが昨今の天候不順を考えると短時間で撮影できることは非常に強みになると思います。

後、カメラのバヨネットマウントを使用する関係上カメラの固定の微妙な歪みが出ますので必ず現地フラットが必要です(今回輸送中にずれた)。今回事前フラットを使用したため変な状態となりました、特に淡いバックを強調しようとすると現れます、それが上の画像で誤魔化しのためバックは押さえました。その後原因が判明したため元画像から簡易フラットを作成して再処理しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月21日 (月)

105mmの星像テスト(2)

次はRGBに関して撮影してみました。Lとカラーが微妙にフォーカスがずれてました。IDASのBGRL RSは同一のはずなのですがLが1枚で他の色が2枚構成が関係しているのでしょうか。撮影画像からRGBの各星像サイズは大きく変わりませんでした。これは期待が持てそうです。とりあえずRGB合成しましたが光害でまったく酷い画像です。G、B画像などは3分露光が限界でした。Rはかろうじて5分です。Rgb
追記;21日簡易フラットとしてシェーディング補正を掛けてます。極軸合わせが不十分なためRGB合成時少し回転させてます、後B画像に軽微な倍率収差がありそうで画像サイズを1ピクセル分拡大してます。レベル調整のみ画像です。

どこまで出るかHαも試してみました10分露光4枚。光害が酷いので中央切り出し。Testha案外解像度もあります。広い範囲は撮りたいし解像度もあまり落としたくないという目的は達成できそうです。

でもG画像が少し気に入らない多少は絞った方が良いかなー。

追加:Hαテスト画像Testm42ha480s8分X4枚。これを見ると1段絞りがベターかもしれない、でも露光時間が少なくなるのでモザイク撮影を考えると悩みます(レンズ固定を外さないと絞りが変更できません)。こういった散光星雲で一杯の領域は元画像からシェーディング画像が作れないので光害が排除できないです。取り合えずこんなサイズです。4枚モザイクでオリオン全景が取れるかな。しかし多段露光まで考慮すると一晩では難しいでしょうね(もう皮算用しています)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月20日 (日)

105ミリの星像テスト(1)

風は強いですが晴れているのでベランダで検証中です。まずはL画像から。光害バリバリなので60秒以上の露光は掛けられません。フラットはあきらめました。

AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF EDとART4021MカメラのL画像L

薄く中央画像に出ていますがNGC7293みずがめ座のらせん星雲です。星図と比較すると約8度平方の画角です。F2.8で撮影しましたが大きなスケアリングのずれはなさそうです。私し的には満足レベルです。これなら1段しぼらなくても良さそうです。

ズームレンズとは一段違う星像で驚いてます。星が小さい。

追記:21日に元画像からシェーディングで簡易フラットした画像に変更。レベル調整のみでトーンカーブは変更しておりません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月19日 (土)

機材増強かな?

私の所属している同好会でカメラレンズについて諸先輩方に聞いた所ズームレンズより格段に単レンズが点光源である星には収差が少なくていいということでした。もうそうなったらいてもたってもたまらずMicroレンズをポチしていました。普段の花の撮影にも使用できるしと言い訳も考えながらの決断です。

選択したのがAF-S VR Micro-NiKKor 105mm f/2.8G iF EDレンズです。なぜこれにしたかと言うと、ニコンマウントをすでに持っていることと、円形絞りであること、星景は撮らない、対象の詳細感もほしいと思ったからです。特に数々の収差を隠す円形絞りが役にたつのではと考えました。このレンズによる星野を撮影した事例が見つけられなかったので天体写真適正は?です。

まだ実際の撮影に使用しておりませんが地上の街灯で使用感を見てみました。Photo取り付けはこんな感じです。フードまで入れるとかなり大きいです。Photo_2網戸越しの映像ではスケアリングは良さそうです。点光源ではどうか判りませんが悪くても1段絞ればいいレベルだと思います。Test105rb倍率色収差を見るためRとBです(Bは判りずらいので緑に置き換えてます)。まったく問題はなさそうです。ちょっと軸上色収差のチェックを忘れてました。

F2.8の0.1Sですべて撮影。

後は実際の星で撮影するだけです。早く撮影してみたい。







| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年11月16日 (水)

快晴にさそわれ紅葉見物

月が太い時はいい天気というジンクスどうりすばらしい秋晴れでした。それに誘われ紅葉見物ドライブしました。行き先は稲武の大井平公園です。香嵐渓はまだ早そうということでこちらをチョイス。途中で本物のわらびもちなどを買いながら目的地へ到着。写真のとうりよく紅葉していました。Photoその後新城方面に下り美味しいうな丼をいただきました。

最近知ったのですが関東ではうなぎを蒸してから焼くようでうなぎにパリパリ間の無いうなぎのようです(軟らかいようです、折角の油を落とすとは?)、これは関東では食べないようにしないと要注意ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年11月 1日 (火)

我慢できずにNGC2403を再処理

どうしても美しくならないです。原因がよく判りません。特に淡い周辺部と非常に明るい中心部の組み合わせの銀河です。周辺に赤い散光星雲も多く、又、生まれた星の集団の青い星団も多数存在する非常に活発な銀河です。衝突銀河で形を整えつつある銀河なのでしょうか。中心近くに有る太い銀河腕も不思議です。Ngc2403lrgb


周辺部の淡い部分を出さないとバランスが悪い銀河になります。フラットに注意したつもりですが銀河の明かりと周辺減光の区別が困難です(丁度この銀河サイズ的にピッタリなものですから)。もっともっとL画像を重ねる必要がありそうです。

ネットで全体像をつかみたく画像検索してみてもとことん淡い部分を追及した画像は少ないです。この画角を越える範囲まで有りそうな気配はします。

20年以上前の古い望遠鏡と古い赤道儀でもカメラや制御系(PCを含む)を新しくすればそこそこ撮影できるのが楽しいですね。

最終画像です、もうこれが限界です。当分触りません。Ngc2403x

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »