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2012年2月 2日 (木)

天体写真趣味について考えてみた

Batouseiun今朝はめずらしく雪が積もっていておまけに降り続いて非常に寒い日です。

上の画像は左が自身の撮影と画像処理したもので右が天文台で撮影されたものです(ネットでデータを取得してカラー化も可能です)。私は画像処理時に太陽と同じ色温度の星を見つけたり画像処理で偽画像が出来てないかチェック用に使わせて頂いてます(使用フイルターが違いますので多少姿が違います)。このように現在は簡単にプロが撮影したデータを入手できる時代です。普通ならプロが撮影した物を眺めれば十分と考えるでしょう。

なぜ天体写真の撮影が好きかと言うと、何千年何万年何千万年と旅してきた光(粒子、電磁波)が自分のカメラに到達してエネルギー反応を起こしている事を想像するとわくわくするのです。まあ釣りの趣味と感覚は同じでしょうか。釣りもプロの釣り上げた魚を魚屋で買えばすむことです(魚屋の方がぼうずは無いし立派な魚が手に入ります)が魚を釣り上げる感覚がたまらず自ら釣りを趣味としています。

こんな感覚なのですごく星景とかは苦手です。今年は金環食もあることですから少しは星景の腕を磨こうと思います。まずは撮影風景からとも思うのですがいつも星撮り以外のカメラを忘れてしまいます。

追記:あまり記事数を増やしてもと思いここに追記。

UTOさんのブログでDRIZZLEが話題になっていたので私も使用しているのを公表いたします(大げさな)。別に画像が良くなるとかの期待ではなく処理しやすいと言うか遠視の入った近視ですのでモニターを見やすいため拡大用に使用してます。取り合えず下画像がDEEP SKY STACKERでDRIZZLEコンポジットしたM51中心部です。L画像15分9枚135分。Drizzle_deepskystacker_a これをデジタル現像を掛けて少しトーンカーブを調整してマルチバンドシャープを掛けると下画像になります。実際にはソフトビニング後カラー化及びトーンやシャープを掛けます。Drizzle_deepskystacker_b 大きく表示して処理の方が楽しいですよ。

追記:少し遊んでみました。下の画像はDrizzle効果を見てみたものです。残念ながら私の少ない画像ではPixel Fractionパラメータを0.95より下げられません。ですから効果は判りませんでした。コンポジット後レベル調整とサイズ合わせのためバイキュービック補間しました。元の一枚は1360x1024サイズです。枚数が多ければ滑らかな補間拡大ができそうな・・・(私としては虫眼鏡程度の使用しかできませんが)。Photo区別できないでしょう。でも昔DSI-Pro2を撮影に使用していた時は枚数も多く撮影できたので効果を感じました。

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コメント

「何千年何万年何千万年と旅してきた光(粒子、電磁波)が自分のカメラに到達してエネルギー反応を起こしている事を想像するとわくわくするのです。」全く同じ思いです。そして、機材の発達により、素人の私でも子供のころにプラネタリウムや博物館に展示されていたような宇宙の写真が自分でも撮れるということが楽しくて仕方がありません。
Drizzleは惑星撮影結果では使用しているのですが、銀河でも確かに有効ですね。なるほどです。

投稿: Eagle | 2012年2月 4日 (土) 11時41分

Eagleさんも想像力のある方ですね。過去の光が長旅をものともせずカメラ又は目にとどくなんて想像するだけですごいことですね。
Drizzleは画像を良くするためでなくモニターで見やすくするために使用しています。200%拡大表示するより見やすいです。補間拡大しても有意な差はありませんがコンポジットと同時にすればと安易に考え使用しています。有意な差の画像を得たい場合はDSIの添付ソフトでDrizzleパラメータを追及する方が良いようです。

投稿: エムティ | 2012年2月 4日 (土) 15時49分

DSSのDrizzleは、拡大率が2倍、3倍と指定されてしまっているので、ちょっとアルゴリズムが???? Meadeのソフトの方が正解でしょうねぇ・・でも、ボクの初代DSIProのオマケソフトではどうも640×480ドット固定の様で使えませんでした・・(´・ω・`)

そうそう、遥か彼方からやってきた光を自分で捉えるところが面白いですよね。
自分で撮影した写真がまるでパロマ天文台で写した写真の様に楽しめるのも面白いところだと思っています。(広角写真はニガテ・・・)

投稿: uto | 2012年2月 6日 (月) 14時59分

utoさんDSIのおまけソフトはMeadeで版数アップ版を手に入れるとDSI3までの画素数まで扱えますよ。今でもダウンロードできるか判りませんが。
やはり広角星野は難しいですよね、絵画的なセンスも要求されるようで、最近のカラフルさには付いていけません。分子雲と表現される部分はあんな色なのでしょうか、(ホワイトバランスを採って色を強調すると)自分で納得しながら処理しないと難しいですね。
追記:MEADEのAutostar Envisageは1360X1024まで扱えます。

投稿: エムティ | 2012年2月 6日 (月) 16時16分

自分の記事を書きながら疑問に思っておりましたが、エムティさんのコメント

>Drizzleは画像を良くするためでなくモニターで見やすくするために使用しています。
>補間拡大しても有意な差はありませんが

を拝読して納得致しました。ミードのだったら、もっと顕著な効果が見えるのでしょうか?

システム変えずにソフトで解像度UP!が出来ないかと夢見てしまいます。

投稿: k | 2012年2月 6日 (月) 23時49分

kさん、残念ながら顕著な効果ということはありません。しかしkさんの様な多枚数合成なら滑らかな画像解像度アップには使用できると思います。でも画像自体が高精細になる感じはしません。私見としては他の補間拡大よりは滑らかになると思います。

投稿: エムティ | 2012年2月 7日 (火) 17時15分

DSIから引きずって私もDSSでDrizzleをよく使っていますね。ただ、x2 Drizzleでも150万画素程度の3メガバイトの元データが25メガに増幅してしまうので、ハードディスクを圧迫するのがネックでしょうか(^^;;

投稿: ひろし | 2012年2月 7日 (火) 21時25分

ひろしさん、こんばんは。
L画像だけの使用で作業後は削除しています。撮影データさえ残しておけば何度でも処理しなおせますから。
迫力の有る拡大銀河を表示して処理した方が楽しいですものね。
ひろしさんのカメラなら感度が高いので多枚数でパラメータを変化させて実験できそうですね。

投稿: エムティ | 2012年2月 7日 (火) 22時44分

MeadeEnvisergeでしたっけ・・おかげ様でアップグレードできました!
でも、ST8XMEの画像を読み込ませて使ってみらら、画素サイズが違うからでしょうね。ジャギーが盛大に発生・・
うーん、少なくともSony ICX系でないとダメっぽい・・?
暫くはDSSで頑張ってみるかな・・
Drizzleは元の原理を考えれば分かりますが、画素で制限された・・つまりCCDカメラ側で解像限界が制限されてしまっている場合にのみ効果を発揮します。
逆にいえば、長焦点より、むしろ、ボクのMT160やイプシロン200くらいのややUnderSampling気味になる画像で大きな効果を得ることができる技術ですね。
なので、実はVISACあたりで使うとF7.3まで落としていても、効果はほとんどなく、エムティさんがおっしゃる様に滑らか、かつ星像のシャープネスを余り犠牲にせず拡大してくれるナーというところに落ち着くと思います。

投稿: uto | 2012年2月 8日 (水) 08時22分

あ、でも、エムティさんの作例、比較すると、
やっぱり、DSS の方が良い結果が出てますね。
腕の模様のコントラストとメリハリが付いてきてますね。
なるほど・・・
細かい模様に効果大なのは間違いないと思いますが、こうしてみると構造描写の差も出てきそうな気がします・・。
うーん、ボクももう少し真面目に検討してみようかなぁ。。。 (^^ゞ

投稿: uto | 2012年2月 8日 (水) 08時27分

utoさん、おはようございます。
多分画素サイズの違いではなくインターライン型CCDとフルフレーム型CCDの差と思われます。ソニー製ICXでもKAI4021でも使えます。それぐらいしか思いつきませんが。アッー、元画像を1360X1024内に押さえてますよね、それより大きいと画像を無理やり歪めて表示しますよ(確かST8XMEは1534X1020だったからそのまま使用できません画像サイズ調整が必要ですね)。
1ピクセルの大きさがFWHMの半分より大きい状態の改善用ですよね。多分私の構成ではutoさんの言うとおりです。
数パーセントの違いなど他の画像処理で違いは消えてしまいます。DSIでは画素が1μだけKAF4041より大きいので実感しやすかったと思います。微細画素高画素が主流になりっつ有る現在では必要無い話ですね。
Atik428EXほしいですね。

投稿: エムティ | 2012年2月 8日 (水) 09時21分

あっ、そういうことかあ・・
おもいっきり、1530×1020で使ってました・・(^^ゞ

まあ、いろいろと試してみて、最適解をみつけていければいいなぁ~と思っています。

投稿: uto | 2012年2月 9日 (木) 20時26分

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