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2013年2月12日 (火)

CCDSTACKの画像復元を試してみました

kさんのコメントに刺激されてちょっと画像処理してみました。

光害地での撮影画像をDeconvolved(画像復元)すると低輝度部(銀河周辺とバックグラウンド)のノイズも強調されてしまいます。これをいかに押さえるかを色々試行錯誤してみました。

画像処理的に許される範囲かわからないですが通常処理した画像と強く画像復元した画像をフォトショップで合成してみました。銀河の明るい中心部をコントラスト高くシャープな物と置き換える感じです。カラー画像でするとトーンが難しくなりますので輝度L画像にこの処理をしてみました。Ngc2903 どうでしょうか。これも有りの画像処理かもしれませんね。

合成にはフォトショップの選択範囲内にペーストを使用しました。マスクを作ってなんて面倒なのでお手軽処理と目分量処理です。違和感ないよう当然選択範囲をボカス処理してます。元データは一緒なので無い物を作りだしているわけではないです。

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コメント

これはすごいですね。これだけ中心部分から周辺まで細部が自然に見えるのであれば、この処理方法は銀河にはとても有効な方法だということが証明されたのではないでしょうか。合成境界部分はぼかしを使っているとのことですが、まったくわからないですね。お見事です。

投稿: k51 | 2013年2月13日 (水) 00時56分

k51さん、コメントありがとうございます。
星の明るさが星のサイズとなりますので銀河の明るい所の星像サイズと周りの星のサイズが多少違和感があります。明るい輝度部だけのマスクを作り周辺の星も画像復元した画像を使用した方が良さそうです。
ぼかすのは画像ではなく選択範囲です。ぼかすと言うと語弊がありますが下の画像とのブレンドを滑らかにしているだけです。
高輝度部だけに画像復元を掛ける方法があればいいのですが。私が知らないだけかもしれません。

投稿: エムティ | 2013年2月13日 (水) 09時01分

クリック拡大した時、思わず「おおー!」と言ってしまいました。データに潜在していた解像感が見事に引き出されているように見えます。

>元データは一緒なので無い物を作りだしているわけではないです。

同意です。人によっては賛否あるかもしれませんが、せっかく写っているものはとことん引き出したいですし、それで淡い部分に影響が及んで偽模様を出してしまうよりもデータに忠実な処理ではないかと、個人的には思うんですよね。

出来るだけ作為を排する方法として、以前は比較明合成も使っておりましたが(←復元画像では輝度が若干上がるので)、調整が難しく、画像の信憑性としてはエムティさんの方法の方が上かもしれません。
今使っているPixInsightでは、復元時に星と背景をマスクできるので、作業的にも精神的にも(?)とても楽になりました。

投稿: k | 2013年2月13日 (水) 10時11分

kさん、コメントありがとうございます。
デジタル現像で高輝度部は圧縮しますのでノイズの影響は相対的に少なくなりますが逆に延ばす淡い部分はノイズの影響が大きくなり画像復元で強調されてしまい偽模様を出す危険がありますよね。それを防いで画像復元するにはと、試したものです。
PixInsightはそんな便利機能があるのですか、そりゃーすごく精神的(お絵かきと言われないし自分でもそうは思わない)にいいですね。
でもレイヤーを使用した時点で同じレベルの画像処理ではとも思います。いったいどこで線引きするのか判りません。
OK
レベル調整。デジタル現像。彩度強調。
NG(グレー)
画像復元。レイヤー。星マスク。シャープ系処理。特定色域の強調。
自主規制をどこに置くか悩みます。

投稿: エムティ | 2013年2月13日 (水) 17時46分

まあ、画像復元はHSTでも使われていましたから、Okなんではないでしょうか。
アマチュアの機材でパロマの世界を狙うには必須の処理だと思います。
エムティさんの機材構成だと、もう一工夫すると、もっと化けると思いますが、また、お会いした時にでも・・(実際に処理してみるのが一番かと)

自主規制は悩みますね。
最近はなんでもアリだなぁー・・
星ナビでなんでもアリでいいじゃんと結論出した時はまだまだ抵抗があったのですが、いつの間にやら・・です。
ガイドが流れていても星マスクでレスキューできちゃうんだもん、、(^^ゞ
まあ、便利っちゃ便利ですよね。手間はかかりますが、撮影にかけた時間と、寝不足を考えると、見られるものになるなら、少しくらいの手間はどってことないかな、、、
自分のブログに出した3877だったかな?あれ、元はひどいものですよ・・

投稿: uto | 2013年2月28日 (木) 20時03分

画像復元自体には抵抗が無いのですが、未処理の物とブレンドする感じが商業写真ぽくて。
「もう一工夫すると、もっと化けると思いますが、また、お会いした時にでも・・(実際に処理してみるのが一番かと)」あーもっと早く教えてほしいな(遠天の写真展の時ぜひお願いします)。
3877拝見しましたが、ガイドエラー画像からどうしたらあんな見事な作品になるのかわかりません。ぜひ超絶技法を教えてください。

投稿: エムティ | 2013年2月28日 (木) 21時05分

画像復元の前と後を比べると、画像復元がすごい効果が出ているのがよくわかりますね。解像度が2ランクくらいアップしたような感じです。復元前のとさらに合成しているとのことですが、言われないとさっぱりわかりませんでした。画像処理では、どこまで許されるかの判断は難しいですが、芸術作品ではなく天体写真として見せるとしたら、エムティさんのように、画像処理でここをマスクして合成して云々・・・などと、どうやって画像処理したのかを正しく公表するスタンスが大事なのではないかと思います。拝見する側も見ていてとても勉強になりますし、色んな意味で安心もします(^^;

投稿: ひろし | 2013年2月28日 (木) 22時37分

ひろしさん、こんばんは。
苦労して入手したデーターを最大限生かしたいと思う気持ちから画像復元をかけますがそれによって荒れた肌を見栄えよくつるつるにしたいと思う気持ちもあり、それぞれに重点を置いた画像をブレンドしています。元は一緒ですから創造しているわけではないですが、非光害地で撮影すれば画像復元だけで済むのにというじれんまはあります。そんな所に大型望遠鏡を持ち込む体力もありませんのでしょうがないと自分を納得させてます。
目標は星景写真のような見応えの有る銀河写真(天文知識の無い人にも美しいと感じさせる写真です)。

投稿: エムティ | 2013年3月 1日 (金) 00時03分

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